ご挨拶
司法修習は、日本の法曹養成制度の中核をなしていると言っても過言ではない制度です。裁判官や検察官になる機会は、基本的には司法修習中しかありません。本サイトに協力して頂いた多くの実務家の体験談でも言われているように、事件に関して裁判官の生の考え方を聞ける機会や、検察官と被疑者・被告人の処遇について意見を交わせる機会も司法修習以外にはほとんどないでしょう。また、他の弁護士の働きぶりをみるじっくり見る機会も司法修習中以外はありません。優秀な同期との出会いもあるかもしれません。
このような重要な機会であるにも関わらず、司法修習の期間はどんどん短縮されています。短い期間で充実した修習を行うには、修習の「質」を高めることが必要不可欠でしょう。そのためには、予め自分の中で修習生活のイメージを持ち、課題を持って修習に取り組むことが肝要ではないでしょうか。また、司法修習を二回経験することはできません。実務家になってみて、あのことをもっと聞いておけばよかった、見ておけばよかったと思い返すことも多々あります。どのような仕事をしているかによって、見ておいた方がよかったと感じる事は変わりうると思いますが、多くの実務家の意見を参考にし、それを意識する事でより充実した修習を送れると確信しています。
本サイトが法曹関係者の一助になれば幸いです。
2019年8月吉日
株式会社司法修習ドットコム 代表取締役 森永 真人
会社概要
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