酒習生のぶらり酒場放浪記（１盃目）～東京・中野編～

　みなさん、こんにちは。今回から新企画として「酒習生（しゅうしゅうせい）のぶらり酒場放浪記」と題しまして、修習生に是非訪れてほしい修習地域の素敵な酒場を紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

　本日は、サラリーマンの聖地である「ふれあいロード」とオタクの聖地「中野ブロードウェイ」という聖地を2つも抱える「東京のエルサレム」こと、「中野駅」周辺を放浪します。新宿駅からわずか一駅というアクセスの抜群さと和光からの程よい距離感を気に入られ、多数の修習生がお忍びで訪れているとの事です。
　早速、私、ディオと受験時代からの親友であるマーくんの2人で放浪を開始です。

　まず１軒目は、中野が誇る魚介系居酒屋の名店「第二力酒造」を訪問。しかし、平日にも関わらず、なんと満席で入れず…

　気を取り直して、食べログでもトップを誇る人気店「陸蒸気（おかじょうき）」に向かうとギリギリ席が…アリました！今宵の放浪はここからスタート。

　「陸蒸気」は、店の真ん中が吹き抜けになっており、１階のカウンターにある囲炉裏端で焼かれる焼き魚を眺めながら、美味しい魚料理とお酒を楽しめるお店です。
　まずは乾杯の生ビールから。お通しは「エシャロット＆肉味噌あえ」と「ポテトの角切りジェノベーゼ風」の2皿。なかなか乙な味です。すぐさま、この寒い時期にはたまらない「ひれ酒の熱燗」（700円）で継投です。
　おすすめの刺し盛りは、生ダコ・トロ・カンパチ等の新鮮な魚が並びます。さらにノドグロの焼き（時価）を注文。これが絶妙の塩加減に加えて、脂がのっていてかなりウマし！

　ということで、腹も満たし元気になった一行は、２軒目のいい感じの店を物色開始。まもなく、ヤンキーの学ランに刺繍されてそうな？難しい漢字の素敵なスナックを発見。

　カランとドアを開けると、6名程のカウンターに加えて奥にボックス席が4つほど。狭すぎず広すぎず、歌う人間も聞く人間も、程よい距離感のとれるちょうどいいサイズのスナックです。早速、付いてくれたカオリさんにボトルを入れて貰って、カンパイです。

　カオリさんの作ってくれる美味しい水割りに、お酒もトークも弾みます（いや本当に）。マーくんは、得意の日本語ラップでオーディエンス（50代サラリーマンのみなさん。いい人達）をアゲていきます。
　程よく飲んだところでお会計。よく聞くとママさんは、朱鷺あかりさんという現役のシンガーさんでした。今度は美声のママさんとのデュエットに、是非ともチャレンジしたいところです。

　心地よい気分にひたりつつ、受験時代から10キロ増えたボディーをさすりながら、締めのラーメンをグッとこらえ、中野駅北口に消えていく一行。近々の再訪を固く約束しつつ、聖地中野を後にしました。

　なお、『沙夢来』さんには、「しうしうせい」という名前で焼酎のボトルが入っていますので、愛読者のみなさまには（残っていれば）こちらを先着でプレゼントいたしますので、是非ご放浪の際には、ご利用ください。念のため、料金体系はお店の方に確認してくださいね。

　第1回の放浪記は以上となります。いかがだったでしょうか？（笑）
　これからも、みなさまに有益な？酒場の情報を不定期で楽しく提供していければと思います（また、良い酒場の情報がありましたら、是非とも編集部にお寄せください！）。企画になんとなく賛同して、「しうしうせい」ボトルをお店に入れた法曹の方の寄稿もお待ちしています！
　現役の修習生にも、元・修習生のみなさまにも、楽しんでいただける記事にできるように頑張って取材していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします！